台湾

2017.11.13

のんびり「ぽわわん」な澎湖(ポンフー)島で見つけたもの!

みなさん、こんにちは。取材スタッフのS.YUKIです。今回は12月発行予定の「るるぶ台南・高雄 屏東・澎湖島」の取材で澎湖島にやってまいりました。強い印象がなかった場所ですが、そんな島にも「いろんなものがたっぷりある!」ことがわかるまでに、時間はかかりませんでした。

海が近いこの場所は、美しい自然や海の幸など、豊かな恵みに囲まれています。今回は、その中で私が特に印象的だった、ちょっと不思議な博物館のご紹介です。

まずやってきたのは「竹灣螃蟹博物館」

東京からやってくると、あちらこちらに「ぽわわん」という文字が浮かんでいそうな空気の澎湖島。「竹灣螃蟹博物館」の受付で、最初にかけられた一言がまさに「ぽわわんパンチ」でした。 

「あのー。このカニとぜひ、握手していってください」

(えっ、カニと握手? 指を挟まれるんじゃ?)

「ほうら。こうやって、そーっと手を入れて、握手握手~(ぱちぱち)。彼も喜んでます」

周りにいたみんなが「おーい、このカニちゃん、握手してくれるんだって~♡」

なんて言うものだから、私までつい台湾人のペースに巻き込まれ、水槽に手を突っ込んでみました。なるほどー。カニさんも手加減をしているのか、私の手をそっと挟んでくれるのです。

お次はカニさんへのエサやり、と思いきや…

スタッフの方が「せっかく来たんだから、このコ(別のカニ)にもリンゴをあげて♡」というので、手を伸ばしてみると…。あれ? あれれ? 微動だにしません。横では通訳さんが、真剣な顔で説明を聞いています。

すると次の瞬間。

「ワーッハッハッハ!! この子、のんびりしすぎて、リンゴ食べるの忘れて寝ちゃってるんだってー!!!」

見ると、確かに1mmも、いや0.1mmも動きません。右手にリンゴの破片をつまんだままなのです。「確かに澎湖島はのんびりしているとは思うけど、のんびりしすぎて、リンゴを挟んだまま、カニが寝ちゃうなんて(爆笑)」

こんなのんびりした空気の中にこそ、人生の幸せやおかしみがあるのを、私はあらためて実感しました。

こころのサイズそのまんま。歩けるスピード以上に急がない

目に見えない面白さや心の余裕、心の豊かさというのは山ほどあったというのに、残念ながら到着してすぐの私の目はそれをキャッチできていなかったんだと実感。

「等身大」という言葉がぴったりで、家族を何より大切にする精神は、東日本大震災の時に、日本をたくさん助けてくれたというエピソードにも表れています。

「いろんな観光地があるけれど、澎湖島の最大の観光スポットは、『ひと』かもなぁ…」

刺激たっぷりの台南や高雄もいいけれど、ぜひこの澎湖島を訪ねてみてください。この「ぽわわわわん」な雰囲気に、全身が洗われるような気分になることでしょう。澎湖島の皆さま、お世話になりました。謝謝、ありがとう~♡

詳しい情報は、2017年12月発行予定の「るるぶ台南・高雄 屏東・澎湖島」に掲載しますよ! どうぞお楽しみに。

竹灣螃蟹博物館
ズーワンパンシエボーウーグアン

【住所】
澎湖県西嶼郷竹灣村50-3號
【TEL】
06-9983207
【営業時間】
9~18時(11~3月は~17時)
【定休日】
なし
【料金】
NT$80
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