バリ島

インドネシア

2018.03.13

バリ島取材中。個性派揃い! ウブドのリゾートホテル

花粉のないバリ島に今すぐ行きたい…るるぶ編集長のヒロイの、バリ島取材報告その2です。今回はウブドのホテルを中心に取材しましたが、バリのリゾートの中でも、海のないウブドはとてもユニークな場所。深い森の中、急峻な谷に無数の川が流れる地形が特別で、リゾートとしての歴史も長い。そんなバリリゾートの横綱、ウブドでは、ホテルもとても個性的。どれひとつとして同じものはない、そして一度は泊まってみたい憧れリゾートが目白押しです。

自然とアートが共存する「コマネカ・アット・ビスマ」

「コマネカ・アット・ビスマ」のオーナーはウブドのネカ美術館の創設者のご子息で、リゾート内にはオーナーの審美眼に適ったアートとアンティークが随所で驚きを与えてくれます。広大な起伏ある地形を生かしたランドスケープデザインは、場所ごとに全く異なる景色が望め、回遊するのが楽しいホテルです。

ロビーには、フィリップ・スタルク風の大きなシャンデリアに極厚の一枚板のテーブル。その上にはアンティークのカーヴィングと鮮やかなオレンジの生花が置かれ、まるでその一画全体がアート作品のよう。

インドネシアの若手作家のものなど、絵画もパブリックスペースのみならず、すべての部屋に飾られています。ソファやテーブルなどのインテリアのデザインもオーナーの手によるもの。

さりげなく使われている味わいのある木の柱は、なんとオーナーがコレクションしていたバリの古い電柱を利用したもの! リゾート全体が、モダンとレトロ、自然とアートが共存するハイセンス空間、恐れ入りました。

圧倒的絶景の「ザ・ロイヤル・ピタ・マハ」

「ザ・ロイヤル・ピタ・マハ」へは2度目の訪問でしたが、ロビーを抜けたレストランに入ると突然目の前に広がる圧倒的な風景は5年前に訪れた時と同じ。今回も思わず息を飲みました。

「神様が降りた場所」といわれる村、クデワタンにあり、ホテル内には聖なる水がわき出るプールも。なんとここにも入ることができます。

この絶景を生み出しているのは、深く切り込んだ渓谷が敷地であるが故の高低差。一番下の谷底のエリアは、周りの自然を取り込む気持ちのいいオーガニックレストランやヨガができる東屋がある、リゾート随一のパワースポット。

ホテル内を歩いて回るだけでも、息が上がるほどの運動になりますが、緑と水に囲まれたこの場所の力か、疲労感より爽快感のほうが大きいのが不思議。増島カメラマンの万歩計アプリも、この日がロケ中最高の移動高低差、ビル23階相当を記録したのでした!

バリ×日本な楽しい食事体験「星のやバリ」

激しい夕立ちの中到着した「星のやバリ」。一夜明け、まぶしい朝日とジャングルの鳥の声を聞きながらのぜいたくな朝食は、増島カメラマンが和食、僕がインドネシア風。

和食は焼き鮭に温泉玉子、オクラや青菜のおひたしに白いお粥と、まるで日本の和風旅館の朝のよう。

インドネシア風の朝食は、白いお粥は同じですが、そこにトッピングするものがインドネシア風。揚げたピーナッツやエシャロット、おなじみサンバルソースや甘辛いピーナッツのガドガドソースなどが、小皿で並ぶかわいい膳。

トッピングの素材自体は和を感じる薄めの味付けなのですが、ここに、しっかり味の鶏のスープをかけて、お茶漬け風にいただくのが星のや流。繊細なプレゼンテーションと、味調合する楽しさ。今回のロケでも印象に残った朝食でした。

「星のやバリ」の代名詞、森に浮かんでいるかのようなカフェガゼボでは、朝食の撮影もさせていただきました。その雰囲気を360度カメラで。

オーガニックなホテル「フォーシーズンズ・リゾート・バリ・アット・サヤン」

「フォーシーズンズ・リゾート・バリ・アット・サヤン」の新しいアクティビティとして、見せていただいたのが、川のほとりのオープンキッチン。ホテルの料理教室は珍しくないですが、ここではシェフとの朝市への買い出し付き! 朝8時にウブドのマーケットに出かけ食材調達、シェフに教わりながら6皿のランチを完成させるというアクティビティです。

日本では見かけないものも多い野菜と果物、各種ハーブが豪快に並ぶキッチンに、スパイス好きとしては大興奮。メニューには、生のサンバルソース「サンバルマタ」も。紫玉ねぎ、生のトウガラシ、レモングラスなどの香草をココナッツオイルや塩、エビの発酵ペーストと混ぜるバリの絶品ソースのレシピをすかさず自分用にメモ。

キッチンの周囲を歩くと畑の充実にも嬉しくなります。レモングラスにナス、ワイルドジンジャーなどの野菜やハーブのほかに稲作も行われています。年中稲作ができるバリでは青々とした若稲の隣に収穫間際の金色の稲穂が並ぶのもよく見る光景。

田んぼの中には、100%バンブーで作られたヨガステージもあります。船のような形をしていて、田んぼを風が渡ってくると、まるで緑の海原を行くかのような気持ちよさ。インスタスポットとしても近年人気だとか。

おまけ。おすすめのおみやげはこちら

おまけに。今回の自分みやげはアシタバのカゴ。アタのツルで編んだカゴはバリの特産みやげですが、ここは編目が細かくしっかりしていて出来がいい。以前に工房を取材させていただき、その丁寧な仕事を知っていたので、追加する機会をうかがっていました。

光沢のある飴色は、カゴをココナッツの皮を燃やした煙で燻すため。それによって強度が増し、防虫の効果もあるそうですが、その燻製香も何ともエキゾチックでいいのです。店はウブドやスミニャックなど、バリに3店舗。

5月に発売予定の「るるぶバリ島’19」でも掲載予定です。

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