ベルギー

2019.12.09

ベルギー体験旅①ブリュッセルのこだわりショップ探訪

こんにちは。編集長のヒロイです。
9月30日から5日間の日程で、ベルギー連邦政府主催のプレスツアーに参加しました。
旅のテーマは「Belgium. Uniquely Phenomenal(http://www.uniquelyphenomenal.be/)」。
ベルギーでしかできないユニーク体験、3回にわたって報告します。

買うだけじゃない。本格チョコレート制作体験

第一回のテーマは、ベルギーのこだわりさん。
ベルギーの首都で観光の中心、ブリュッセルにあってひときわ存在感放つショップを取材しました。

まず訪れたのは、ブリュッセル中央駅からほど近い「ローラン・ジェルボー(Laurent Gerbaud)」
「るるぶベルギー」でも常連、数々の受賞歴があるショコラティエ、ローラン・ジェルボー氏のチョコレートが購入できる唯一の直営ショップです。

洋の東西を問わず、食材の研究に余念のないローラン氏のチョコレートは独創的でモダン。
チョコレートの国だからこそ、ちょっと気の利いたブランドをおみやげにしたい。そんな人におすすめのブランドです。

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そんなチョコレート伝道師といった趣のローラン氏は、ショップに併設のアトリエで、旅行者も気軽に参加できるチョコレート作りのワークショップも開催。

体験の内容は2つ。
まずは溶けたチョコレートを型に流し、フルーツやナッツを思い思いにトッピング、それが固まるのを待つ間に、ローランさんの説明を聞きながら、いろいろなチョコのテイスティングを楽しみます。

まずはトッピング体験から。
43.5度で溶かしたチョコレートが流れ出す機械の下に型をあてまんべんなく流し込み、あふれた部分は長いヘラでそぎ落とします。腕をチョコでコーティングしてしまわないように注意!

ベースの準備ができたら素早くトッピング。3分でチョコレートが固まってしまうので素早く。

これが商品にも使っているトッピング。
ピスタチオやカシューナッツの塩味、フィグ(イチジク)やレーズンの甘味、ルバーブのかすかなえぐみ、カカオニブ(カカオの殻)の苦み、クランベリーの酸味と、異なる味を組み合わせで奥行きのある味わいを生み出します。

中国に住んでいたこともあるローラン氏。
ユズやショウガなど東洋の素材使いが彼の作るチョコレートの特徴のひとつ。

 

カカオの違いと組み合わせの妙を感じるテイスティング

次はテイスティング。
プレートの上に並べられたチョコレートを、説明を聞きながら順番に味わいます。

はじめは原料としてのチョコレート。
複数の産地のカカオをブレンドしたもの、より高価なシングルオリジンのブランドカカオを食べ比べるとなるほど味が違う。
ブレンド版はマイルドで甘さのはっきりした一般向けテイスト。
シングルオリジンは苦みやコクなど、個々のカカオのキャラクターがより立っている印象。

さらに、産地の違うチョコレートや、生クリームとチョコレートだけのまろやかなガナッシュ、カシューナッツやヘーゼルナッツを練りこんだものも。味と見た目で2度楽しめる。

そうしているうちに冷蔵庫で冷やしておいたチョコレートが完成!
型を外すと「Laurent Gerbaud」の刻印が。漢字の印がモチーフのマークは東洋の香り。

完成したチョコレートは半透明のパッケージに詰めておみやげに。
コーヒー?紅茶?それともワインかベルギービール?何と合わせるかを考えながらトッピングを考えるのもショコラティエ気分で楽しい。
チョコレート作り体験は毎週土曜11時30分~13時に開催で一人€35。要予約で15名まで。

お店にはカフェも併設。
ウィンドウから好きなチョコレートを選んで、散策途中の一休みはいかが。

自由な発想でメガネの可能性を追及

もうひとりのこだわりさんはメガネ職人。
ブリュッセル観光の中心、グラン・プラスからも徒歩圏の「ルネティエ・ルドヴィック(Lunetier Ludovic)」
マサヒロマルヤマなど、日本の高級ブランドのフレームも手掛ける店では、手作りのオーダーメイドのメガネを展開。
日本ではまだほとんど知られていないが、もと検眼医の店主の確かな腕で、様々な素材とデザインを組み合わせたフレームを作り出す。
その自由さがユニークなファッションを多く輩出するベルギー的!?

自身の手掛ける眼鏡について熱く語る、店主で職人でもあるルドヴィック氏。
厳選された高級素材は、アセテート(€950~)、金(€3900~)、べっ甲(€5000~)、写真の水牛の角(€1700~)や木(€2000~)など。
ほかにも顧客から持ち込まれたさまざまな素材で制作することもある。

店舗2階のルドヴィック氏の書斎は、男の隠れ家的な佇まい。
オーダーの際には、ここでゆったりとくつろぎつつ、どんな眼鏡にするかを顧客と話しながら決めていく。

顔の写真にデザインを直接デッサン。
中心部に鏡をあてて、左右の印象を確認。素材ごとの眼鏡の蔓のサンプルも美しい。

形や素材、色、仕上げなどが決まったら、正確な眼鏡の設計図をコンピューターで作成。地下にある工房での制作にとりかかる。
手で削り出していく作業が基本だが、コンピューター制御の機械も使い、素材や形に合わせ最適な方法で進める。

オーダーメイドは、2019年9月末現在で4か月待ちとのこと。
旅行者にはかな~りのハードルの高さだが、ほかの誰も持っていない逸品を手にしたいおしゃれさんは検討してみては。一生の愛用品になるのはもちろん、話のネタにもなるはずだ。
僕も思わず水牛のホーンでお願いします、と言いそうになってしまった。

取材協力:ベルギー連邦政府

 

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