台湾

2017.09.29

台湾人の美肌は新竹から!? 昭和レトロな「丸竹化粧品」へ

こんにちは。台湾担当のmimiです。わたしが最近はまっている小旅行の行き先は、台湾の西北部に位置する新竹。IT企業や工場が多く進出し、台湾のシリコンバレーともよばれる街です。台北からバスで小一時間、台湾鉄道や新幹線(高鐵)も通じているので、意外に気軽に出かけられます。

風が強い土地柄、ビーフンづくりでも有名な新竹では、かつてその風を生かしてのおしろい作りも盛んでした。日本統治時代には「おしろい通り」とよばれ、化粧品店が軒を連ねていた竹蓮街に今も残るのが「丸竹化粧品」。台湾の年号でいうと民国13年、日本では大正13年、1924年創業の老舗です。

週末の狭い店内は、台湾中からやってくる客でぎっしり!

数年前、台湾の女子大生の間に「丸竹ブーム」が起きました。大学生のインターネットフォーラムで、丸竹のおしろいが「おばあちゃんの匂いがする」「でも薄付きできれい」「コスパがいい」「美肌に効く」との口コミが広がり、台湾中から老若男女がやってくるように。

中元節と端午節は、台湾ではヨモギが使われます。そのため、この時期にヨモギ石鹸を大量購入できるのは、遠方から来た人だけに限られるとのこと。ネットでは「身分証をチェックする怖いおねえさん」と噂になったこちらの翁金宋さん。「近所の人はいつでも買えるからまた来てね、と言うの。手作りだから生産が限られているし、その分、遠くから来る人に回してあげられるでしょう」と笑顔で教えてくれました。

翁さんは60代、ふっくらした色白な美肌が、長年使い続けてきた「丸竹」の品質を証明しています。まさに、カリスマ・ビューティー・アドバイザーです。

顧客ひとり一人の手をとり、テスターを乗せて、商品の使い方を説明してくれました。

高雄からやってきたという女性たちは、ヨモギ石鹸を20個近くお買い上げ。店を訪れたのは旧暦7月の中元節でしたが、魔除け効果があると言われるヨモギ成分の手作り石鹸はこの時期大人気なのだとか。軽いメイクも落とせて清涼感のある使い心地は、夏にぴったりです。

わたしが今回購入したのは、基礎化粧品とせっけん。レトロなパッケージのボトルは、置くだけで大正や昭和の鏡台のような雰囲気になります。

「化粧水」280元は6種類の天然ハーブからなり、無香、ノンアルコール。さっぱりしっとり、顔だけでなく手足にも使えます。「眼膠精華液」760元は目元の美容液。ワンプッシュで目元だけでなく顔から首に伸ばせるほどの潤いがありました。「無香純植物乳液」280元はホホバオイルとビタミンE成分が含まれています。「ヨモギ石鹸」100元で顔を洗ってこの3つのフルコースを使うと、夏の日焼けや乾燥で荒れ気味だった肌が、整ってきたようです。しっとりしてもべたつかないので、忙しい朝も基礎化粧の手入れのあと、すぐメイクに取りかかれます。

男性の来店も多かった「丸竹」。自分や家族のために、石鹸やおしろいを買いにやってくるようです。おみやげの購入だけでなく、昭和の風情が残る建物見学も楽しめるので、ぜひ訪れてみてください。

丸竹化粧品
ワン ジュー ファ ズァン ピン

【交通】
台鉄新竹駅から徒歩7分
【住所】
台湾新竹市竹蓮街197號
【TEL】
03-522-4041
【営業時間】
8~18時(日・祝日9時~)
【定休日】
不定休
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