日本からアクセスしやすく親日家の多い台湾は、週末海外旅行を楽しむ人も多い人気観光地。
美味しい料理、SNS映えする観光スポット、レトロな雰囲気が残る街並みなど、魅力たっぷり!
そこでこちらのページでは、旅のプランニングに役立つ台湾の基本情報をご紹介。
気候や時差、通貨などの基本情報はもちろん、地下鉄内のマナー、喫煙ルールや無料Wi-Fiサービスなど、旅前におさえておきたい情報満載です♪
【ベストシーズンは 3月~5月上旬、10~11月】
台湾に行くなら、雨が少ない春と秋がおすすめ。
夏場は30℃を超える日も多く、暑さ対策をしっかりしたいが、室内は冷房が効きすぎて寒いことも。8、9月は台風も多いので要注意!
冬は日本の春並みの気温ですが、季節風の関係で急に寒くなることもあります。
【日本との時差は、マイナス1時間】
日本が正午なら、台湾は午前11時。
日本のほうが1時間早く、サマータイム制は導入していません。
【日本から飛行機で4時間以内】
台北の空の玄関口は、台北の西にある「桃園國際空港」と、台北市内にある「台北松山空港」の2つ。
どちらも日本各地から直行便があります。東京からは、約3時間30分~4時間。
グルメ、ショッピング、観光とくまなく楽しむには2泊3日は欲しいところ。
台北だけでなく、台南、高雄などの地方にも足をのばすならさらに日数をプラスしましょう。
【短期の観光ならビザは不要】
90日以内の滞在ならビザは不要。ただし、往復または第三国への航空(乗船)券の所持が必須。
パスポートの残存期間は、入境時に滞在予定日数以上必要です。
【言語は北京語や台湾語】
一般に北京語や台湾語を使用。
タクシーなどは漢字の筆談でだいたい通じるほか、ホテルや観光地などは日本語・英語での対応可のところもたくさんあります。
【通貨はNTドル】
通貨単位はNT$(ニュータイワンドル、新台幣) 。
NT$1 = 約3.6円(2019年11月現在)。
元や圓と表記されることもあり、紙幣に記載されているのは圓です。
台湾ではチップの習慣はありませんが、気持ちのよいサービスを受けたら気持ちの証として渡すのもGOODです。
【地下鉄内では飲食禁止】
日本と異なり、地下鉄(MRT)内で飴やガムを口に入れる、水を飲むなどの行為は禁止されています。
罰金が発生するのでくれぐれも飲食はしないように!
「博愛座」と書かれた席は優先席なので、座る場合は周囲に配慮しましょう。
【公共スペース内は全面禁煙】
レストランやホテルを含む公共スペース内は基本的に全面禁煙。バーやラウンジでは21時以降に喫煙可能になる店も。
施設内・公共交通機関はもちろん、路上での歩きたばこも法律で禁止・制限されています。
違反した場合はNT$1万以下の罰金が科せられるので注意しましょう。
【無料Wi-Fiサービス】
台北市内では「iTaiwan」や「. TPE-FreeAD WiFi 」などの無料Wi-Fiサービスが利用できます。
「iTaiwan」はオンラインでの事前申請が必要ですが、空港の案内所でも手続き可能。
「. TPE-FreeAD WiFi 」はMRT駅構内、MRT車内なら登録なしで利用が可能です(1回の接続は30分まで)。
【撮影禁止エリア】
街なかの「禁止照相」と書かれた場所や、軍事施設での撮影は禁止です。
博物館、美術館なども禁止のところ、または条件があるところが多いので気をつけましょう。
【台北市内の移動手段】
◆MRT
MRTとは、市街地の地下を走る(一部は道路上の高架)電車で、安くて快適な市民の足。渋滞知らずで乗り方が簡単なので、旅行者にも便利です。
MRTの切符(NT$20~)は、メダル状のトークンタイプ。自動券売機で購入可能。
1日乗り放題の「1日票(イーリーピャオ)」NT$150(デポジットなし、返却不要) もあり、改札口横の案内所で購入することができます。
◆バス
台北市内だけで280以上の路線があり、運賃は市内一律NT$15(悠遊卡はNT$12 )とリーズナブル。
バス停にも車内にも両替機がないので、交通カードもしくは小銭の用意を忘れずに。
路線が複雑なのに加え、バス停に時刻表がなかったり、運賃の支払うタイミングがバスによって異なるなど、観光客にはやや難易度が高いため、利用する際にはしっかり下調べをしましょう。
◆タクシー
台北市内には流しのタクシーが多く、運賃も安いため気軽に利用することが可能です。
メーター制を採用しており、運賃は1.25㎞までNT$70、以後200mごとにNT$5が加算されます。
運転手によってはおつり用の紙幣が不足している場合もあるので、なるべく少額紙幣や小銭の用意を。旧正月期間はNT$20程度の割増料金になります。
◆自転車シェア
台北市民の足として定着しているシェア自転車のYouBike(ユーバイク)。
市内全域のMRT駅周辺にステーションが400カ所以上、1300台以上の自転車がバイクシェアリングとして利用されています。料金も30分NT$10(クレジットカードの場合)とリーズナブル。
緑色の自転車専用レーンがある場合はそこを走る。「行人優先」と書かれたレーンは歩行者優先なので注意しましょう。
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