香港

2018.07.02

【詳細解説☆】香港飲茶の食べ方&定番メニュー!

こんにちは!海外グルメ大好き♡るるぶ編集部のイリです。せっかく海外行くならおいしいものを楽しみたい♪そんな方のために今回は、香港名物の飲茶(ヤムチャ)の楽しみ方をご紹介!お茶を飲みながら点心を食べる、香港ならではの“おいしい習慣”を、5ステップで解説します。

<目次>

  1. STEP1 まずは飲茶の基本を知ろう!
  2. STEP2 お店に入ってからの飲茶の流れ
  3. STEP3 飲茶のマナーを知っておこう!
  4. STEP4 ワゴン式の攻略法
  5. STEP5 メニューの読み方

 

STEP1 まずは飲茶の基本を知ろう!

飲茶(ヤムチャ)ってなーに?

飲茶とは、お茶を飲みながら点心をつまむ、中国・広東地方の習慣です。本来、主役はお茶で、点心は脇役でしたが、食の都・香港では独自の食文化として発達してきました。点心とは、中国式軽食( 小食・小吃)のことで、餃子やシュウマイ、春巻、肉まんなどがおなじみですね。

いつ、どこで食べられるの?

一般的なのは11時30分~14時30分頃に食べる「午茶」。さらに、早朝~11時30分頃に楽しむ「早茶」や14時30分~17時頃の「下午茶」もあります。夜には飲茶は行われないものでしたが、最近では一日中飲茶ができる「点心専門店」もあり、夜でも飲茶が食べられるところもできました。

香港の飲茶といっても、こんなラグジュアリーな高級店から・・・

こ~んな庶民的なお店まで、幅広く楽しめるのが香港の飲茶。自分の好みのお店を見つけてみましょう!

STEP2 お店に入ってからの飲茶の流れ

簡単ですが、知っておくと慌てずにスムーズに楽しめます。

1.入店する

レストランの入口にはたいてい案内係がいるので、人数と予約の有無を伝えましょう。

2.席につく

たいていは人数に合った席が用意されて、スタッフに案内されます。庶民的な店だと、昼時の混雑する時間には相席になることも当たり前に行われます。

3.お茶を選ぶ

テーブルに着くと、店員が「ヤムマッイェチャー?/何のお茶を飲みますか?」と聞いてくるので、お茶の銘柄を指定しましょう。飲茶の時に飲むことのできる中国茶は6種類ほど。聞かれた意味が分からず、応答しないと、たいていジャスミン茶が用意されます。お茶代は一人HK$10~20程度で、店によっては「免茶」として無料の場合も。

4.いよいよ!点心を注文しましょう

香港の飲茶には、大きく2つのスタイルがあり、ひとつはできあがった点心を積んで客席の間を回るワゴン式で、もうひとつは点心名が書かれた用紙に書き込むオーダーシート式です。高級店のなかには、飲茶用のメニューを準備して、通常のオーダー式の場合もあります。

5.お会計をする

お会計はテーブルで行うのが一般的ですが、お店によって異なります。スタッフに「ンゴイマイタン/お会計をお願いします」と告げるか、もしくは手のひらに円を描くポーズをすればOK。

 

STEP3 飲茶のマナーを知っておこう!

飲茶には昔からの習慣のような、マナーがいくつかあります。マスターして100%飲茶を楽しみましょう!

  • 食器をお茶で洗う

庶民的な店で飲茶をする場合、事前にテーブルの上にボウルが置かれている場合が多く、なんとこのボウルでまず食器を洗います。お茶で食器を殺菌するという昔の名残のようなもので、衛生状態の良い現代の香港では必ずしもやらなければいけないということはありませんが、せっかくなのでボウルがでてきたらやってみましょう!茶碗やレンゲ、お箸に、注文した急須のお茶(一煎目)をかけながら洗います。平たいお皿は洗う必要はありません。また高級店でもやる必要はありません。

  • 茶碗とお皿の使い方

一般的に茶碗に点心を取り、平たい皿に食べ残しを置きます。汚れた皿は取り替えてもらえるのでご安心を。また、茶碗にレンゲを入れて点心を置き、レンゲと箸の両方で点心を口に運ぶのもOK。女性はこうする人が多いようです。

  • お茶を注がれたら

香港では、お茶を注ぐのは男の役目とも言われています。急須が重いのも理由のひとつ。注がれた人は、人さし指と中指の2本を揃えてコツコツとテーブルを叩きます。会話を続けながら感謝の意を表すスタイルなんだそう!

  • お茶がなくなったら

飲茶ではお茶を何杯も飲みます。お茶がなくなった時は、急須の蓋をずらしておけば「お湯を足して」というサインになり、スタッフがお湯を注いでくれます。

 

STEP4 ワゴン式の攻略法

香港ならではの飲茶スタイル、ワゴン式。香港にきたらぜひやってみたいですね!まずワゴンにも大きく分けて4種類あります。

・セイロのワゴン

蒸したてのセイロを山積みにしたワゴンで湯気を上げながら行く、飲茶でイメージされるおなじみのスタイル。

・ショーケース型ワゴン

焼き物や揚げ物などを運ぶワゴンで、ショーケース型で見やすいのが特徴。

・腸粉専用ワゴン

腸粉(中華風クレープ)は専用のワゴンで運ばれてきます。中の具が違うものが3~4種類があります。

・デザートワゴン

マンゴープリンやゼリーなど、「甜品」というデザートもガラスケースのワゴンから選べます。

ワゴンから料理を選ぼう!

ワゴンから点心を選ぶときは、ワゴンの前には点心名のプレートが出ていますが、どんな点心かわからない場合は、「ンゴイ/すみません」と言ってワゴンを止めてもらいましょう。セイロの蓋を開ける仕草をすれば、セイロの中身を見せてもらえます。欲しい時には「イウ/ください」。いらない時は「ンイウ/いりません」。

値段の見方

点心を選ぶ度に「頂・特・大・中・小」と書かれた伝票にハンコやサインで記されていきます。頂が最も高く、小が最も安いという意味。それぞれの値段は、メニューや掲示板に書かれているもので確認できます。

 

オーダーシート式もあります!

テーブルに置かれた専用のオーダーシートに個数を書き込んでスタッフに渡す方法もあります。通常、ひと口サイズの点心は1皿(1セイロ)に3~4個なので、人数によって調整しましょう。ひとりでも3皿くらいは食べられるかも。また、点心のオーダーシートのほかに、「特別紹介」などと書かれた季節オススメ料理や朝の粥や昼の麺・ご飯ものなどのメニューがある場合、点心と一緒に注文できます。

 

STEP5 メニューの読み方

漢字ばかりが並ぶメニューは読み解くのが大変・・!?と思ったら、実はメニュー名には「蒸」や「炸」などの調理方法が入っていることが多く、これらの漢字と調理方法を覚えておくと大体どんなものかわかるようになります。

 

蒸(ジン)→セイロ蒸し

種類が多く、セイロに入っているのが特徴。多くは餃子やシュウマイ、まんじゅうなど。

おすすめの蒸料理

  • 水晶鮮蝦餃

エビ蒸し餃子飲茶を代表する点心で、透き通った皮にプリプリとしたエビがたっぷり包まれているもの。

  • 蝦子焼売

具は豚肉のミンチで上に載っているのはエビの卵。彩りもきれいでジューシー。

 

煎(ジン)→鉄板焼き

おすすめの煎料理

  • 煎蘿蔔糕

大根餅大根のすり身で作る人気の定番点心

  • 煎韮饅頭

焼きニラまんじゅう。北京式の焼き点心で、ニラのシャキッとした食感と香りのよさが特徴。

炸(ジャ)→揚げ物

おすすめの炸料理

  • 鶏絲炸春巻

鶏肉入り春巻。日本でもおなじみの春巻は、細切りの鶏肉と野菜入りがオーソドックス。

  • 蜂巣炸芋角

軽くサクっとした名物点心で、タロイモのねっとりとした餡がおいしい。

 

焗(ゴッ)→オーブン焼き

おすすめの焗料理

  • 酥皮叉燒包

チャーシュー入りパン。メロンパンを思わす、サクッとしたクッキー風の生地に甘いチャーシューの餡がマッチ。

  • 叉燒包

チャーシューまんじゅう。ふわふわした柔らかい生地と甘い餡が絡むチャーシューがマッチ。

 

腸粉(チョンファン)→中華風米粉クレープ巻

米粉の生地に、具を包んで蒸したもの。甘めの醤油ダレをかけて食べる。

 

甜(テン)→デザート

甜は甘い点心の総称でいわゆる中華風のデザート。ゴマ団子やマンゴープリン、エッグタルトなどが定番。

おすすめの腸粉料理

  • 鮮蝦腸粉

エビ入り米粉クレープ。モチモチとした皮に新鮮なエビが丸ごと包まれている。

おすすめの甜料理

  • 香芒凍布旬

マンゴープリン。香港生まれのデザートで生マンゴー入りが人気。

まとめ

以上、香港飲茶を100%楽しむためのHow to 5ステップとして、基本的なお作法をご紹介しました。知っているようで知らないことも多い飲茶。これであなたも本場の飲茶店を楽しめること間違いなし!
次回はるるぶ香港編集担当者による、香港飲茶体験記をお送りします。ローカルで人気の飲茶店でのレポートご期待ください!

こちらの情報は「るるぶ香港 マカオ'20 (るるぶ情報版海外)」にも詳しくご紹介しています。おすすめの飲茶のお店情報も満載ですので、是非チェックしてみてください!

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